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【伊丹校】3・4回生 お茶講座を行いました
平成29年6月2日(金)、伊丹校就労移行(3・4回生)で、伊丹市のお茶専門店みどり園の佐野様を講師に迎え、「お茶講座」を行いました。
 
ビジネスマナーとして、日ごろから学んでいる来客対応のスキルアップを図るとともに、地域の店・企業や人との交流につながればと企画した初めてのお茶講座。
スクール生がよく利用する阪急伊丹駅にも店舗を構えるみどり園様にご協力を依頼したところ、お茶を入れることの大切さや楽しさを体験してもらえたら、と快諾いただき、スクールでの講座が実現しました。
 
最初に、茶葉の写真を見て、お茶にはたくさん種類があり、葉の形や色がそれぞれ違うことを学びました。
また、おいしく入れるために湯の温度や茶葉の量がポイントで、「湯の温度が熱すぎると、茶葉がびっくりして渋みが出てしまうんですよ。」と、ユーモアも交えた説明がありました。
 
次は、いよいよ実践。
湯のみで湯を冷まし、スプーンで急須に茶葉を入れ、湯を入れて1分ほど蒸らし、3回に分けて注ぎます。




おいしく、きれいな色のお茶を入れるコツは、急須を持った手を大きくゆっくり回すこと。
急須のフタを押さえながら回すのは、思ったより難しい! 
少し注いで、急須を回して、また注ぐ、を繰り返すと、お茶の色がだんだん濃くなっていくのが分かります。

 


自分で注いだお茶の味は・・・? 
煎茶を飲む習慣があまりない人も多く、「にがーい!」「ちょっと濃いなあ」という声も。
中には、「渋いけどおいしい」「大人の味!」というコメントもありました。

 


1人1回ずつお茶入れを体験したら、次はお茶出しです。
講師に来客役をしていただき、自分で注いだお茶をお盆にのせて運び、両手でお客様の前にお出しし、挨拶をして退出するまでを実践します。
これまでビジネスマナーで、何度も練習した成果を発揮できるかな? 
熱い湯のみを持ったり、こぼさないように運んだりと苦戦しながらも、うまくできたようです。
講師の先生からも、「本当においしい! これならきっとお客様に喜ばれますよ。」と、お褒めの言葉をいただきました。

 


3・4回生は、スクールに来客があった場合のお茶出しを担当しています。
講座で学んだことを、今後の来客対応にぜひ生かしてもらいたいと思います。

みどり園の佐野様、ありがとうございました。

 
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