スクールきると情報(お知らせ)
2018'09'21' 【伊丹校・梅田校】 2回生 稲刈りに行ってきました
今年は地震や台風など多くの災害が日本を襲ったこともあり、各地の産業にも甚大な被害が出ました。
農業体験として稲や芋などの作物について学んでいる我々スクールきるとのスクール生にとっても他人事ではありません。
今回の第2回農業体験「稲刈り」についても、前日から不安定な天気で天気予報が気になる本番を迎えました。

いつものようにJR伊丹から大型バスに乗り込み、約1時間の行程で三田市小柿へ。
あいにくの曇り空で雨の降らないことを祈るばかりの天気ですが、時折ふと金木犀の香りが風に乗ってきます。

準備を終え自己紹介を済ませたら、さっそく田んぼでの作業です。前日の雨の影響で田んぼの中は水を含み、足が取られることもありました。念の為にはいていた田んぼ靴がドロドロになっていきます。
地元でお世話になっている小柿農業生産組合の方は、「こういう状態を、田んぼが『じゅるい』と言います」と教えてくれました。初めて聞く言葉ですが、なんとなくよく分りますね。JAの皆さんや、小柿の農業生産組合の皆さんに教えられながら、作業を進めていきます。
 
 




今回の稲刈りの作業は「分業」がポイント。稲を刈り取る人、刈り取った稲を運ぶ人、稲を束にしてきつく結ぶ人。それぞれの絶妙なチームワークが光ります!
今は農業にもたくさんの便利な機械があり、こんな風にすべてを手作業で行うことも珍しいですが、せっかくの体験ですのでしっかり汗を流してお米を収穫する大変さを感じてもらいます。
最後は結んだ稲を干していきます。乾燥も今では機械が主ですが、こうやって天日に干すといっそう美味しいお米になるそうです。
 
 




しっかり働いた後は、お待ちかねのカレーライス!いつもボランティアの皆さんが腕を振るってくれます。
食べ過ぎて動けなくなっている人はいないかな・・・?
 
 


心配した天気もなんとかもち、しっかり稲刈りを体験することができました。
もう少しすれば、今年一番の美味しい新米が届きます。
一生懸命汗を流して収穫したお米はみんなにとって一番のごちそうになるに違いありません!
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